AKARIブログ

沖縄移住約10年の現役テレフォンオペレーター。ポイ活やつみたてNISAやってます。

【新NISAクレカ積立】SBIから衝撃発表 庶民の投資戦略を考える

先日SBI証券からクレカ積立10万円のポイント還元について発表がありました。楽天証券など他社はいち早く対応を発表していた中で3週間ほど遅れての発表となりました。元々高いポイント還元率で人気だったSBI証券のクレカ積立ですが、カードの利用条件が追加されたり還元率が下がったりと改悪となりました。

積立投資のポイント制度は変更が日常茶飯事です。SBIの発表まとめと庶民の新NISA+ポイント戦略をかんがえました。

この記事にはプロモーションを含みます。

 

 

SBI証券の変更点

上限10万円の積立は5月から可能になります。5月分の積立設定の変更手続きはもう開始しており、三井住友カードで積立する場合は4/10(水)までに設定が必要です。

新しいポイント還元は以下の通りです。

  年会費 年間利用額 ポイント率 獲得ポイント数
プラチナプリファード 33,000円 500万円以上 3% 36,000P
300万円以上 2% 24,000P
300万円未満 1% 12,000P
三井住友カードゴールド( NL ) 5,500円 100万以上 1% 12,000P
10万以上 0.75% 9,000P
10万未満 0% 0P
三井住友カード( NL ) 無料 10万円以上 0.5% 6,000P
10万円未満 0% 0P

 

積立以外でカードを使わないと還元率ダウン

今回の変更で特に大きいのが投信積立以外でカードを使わないとポイント還元率が減る という点です。特に三井住友カード三井住友カードゴールドは年間利用額が10万円未満だと0%=ポイント還元なしです。積立のみに三井住友カードを使っていた人には大きな影響がありますね。

 

プラチナプリファードは5%還元から最大3%還元へ変更

最上位である三井住友カードプラチナプリファードは5%還元から最大3%還元へ大幅減 となりました。しかも最大の3%還元を得るには積立以外で年間500万円の利用が必要です。最上位カードなので富裕層がターゲットのカードではありますが年間500万利用が条件とは大きく出たな…と感じました。

3%還元で月10万円積立すると年間36,000ポイントたまります。この方法なら年会費33,000円以上のポイント還元にはなりますが、年間積立額120万円+年間カード利用額500万円が必要なので庶民には手が届かないでしょう。

プラチナプリファードは唯一利用額の最低ラインはないので、積立以外の利用がなくても積立額の1%はポイント還元されます。ただし上限の月10万まで積立しても1%=12,000ポイントなので、年会費33,000円の元は取れません。メインカードとして使いポイント以外のサービスも活用しないとお得感はあまりないと感じました。

 

キャンペーンあり 5~10月積立分まで変更前の還元率で積立できる

5~10月の6か月間限定でキャンペーン中です。最大月10万円の積立に対してのポイントが変更前の還元率で付与されます。

  還元率 最大ポイント
プラチナプリファード 5% 30,000P

三井住友カードゴールド

( NL )

1% 6,000P
三井住友カード( NL ) 0.5% 3,000P

※最大ポイント=毎月10万×6か月でたまるポイント数

 

庶民の投資はどうしたらいい?年100万も使わない人の戦略

プラチナプリファードは年会費33,000円と高額なのと還元率をアップするためのカード利用額も大きいので今回の戦略から除外しました。三井住友カード(年会費無料)と三井住友カードゴールド(年会費5,500円)の2種類のカードで戦略を考えました。

 

最低ライン:年10万のカード利用で0.5~0.75%還元を目指す

まず三井住友カード三井住友カードゴールドは積立以外で年間10万円以上カードを使わないとポイント還元率が0%になってしまいます。なので年間10万円の利用は必須 です。年10万円=月8,333円と考えるとそれほど難しくないでしょう。

 

三井住友カードゴールドがメインカードなら年100万利用で1%還元・年会費永年無料に!

三井住友カードゴールドも年10万円以上利用がないとポイント還元がないので、積立以外で年10万円以上使うのは必須です。もし三井住友カードゴールドをメインカードにしているなら、積立以外で年100万円利用すると積立のポイント還元が0.5%から0.75%にアップします。さらに5,500円の年会費が永年無料になるので目指す価値ありです。

 

月10万円以上積立したいなら楽天証券に乗り換えるのもあり

楽天証券は4月からクレカ積立の上限が10万円になりました。カードの種類に応じて還元率が違うのはSBI証券と同じですが、カード利用額等は関係ないので比較的わかりやすいです。還元率はそれほど差がないですが、楽天証券楽天カードでの積立月10万+楽天ペイでの積立月5万=最大月15万までがポイントの対象になります。毎月10万円以上積立したい場合は楽天証券に乗り換えるのもありだと思います。

okome2021.hatenablog.com

 

 

 

まとめ SBI証券の変更は期待外れだが他社へ乗り換えるかは慎重に判断を

今回のSBI証券の変更は少し残念でしたね。この変更により楽天証券が再評価されていますが、そのうち楽天証券もポイント還元が減る等の変更があるかもしれません。ポイントサービスの変更はよくあることなので、「ポイントがもらえるだけでラッキー」くらい気楽に考えるくらいがちょうどいいかもしれません。

変更や改悪があっても暴落が起きてもコツコツ積立を続けていきましょう。