AKARIブログ

沖縄移住約10年の現役テレフォンオペレーター。ポイ活やつみたてNISAやってます。

【新NISA】クレカ積立の最適解はどっち?楽天とSBIを徹底比較!

2014年にNISA制度がスタートし、ちょうど10年後の2024年に新NISAがスタートします。新NISAでは投資上限額が増えるなど大幅に改善されますが、それに合わせて利用する証券会社やクレジットカードを見直したいと思っている人も多いのではないでしょうか。今はネットの証券会社、特に楽天証券SBI証券の人気が高く、それぞれ楽天カード三井住友カードで積立している人が多いと思います。新NISAではこの2大勢力のどちらで積立するのがよりお得になるのか、比較しました。

 

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新NISAの積立上限は月10万まで・クレカ積立の上限は月5万円まで

現行のつみたてNISAは月33,333円(年40万円)が積立上限ですが、新NISAでは月10万円(年120万円)まで積立することができます。

ただし、クレジットカードで10万円全額積立できるわけではありません。クレカ積立はどのカード会社であっても一律で月5万円までです。月10万円を積立する場合、5万円はクレカで支払ってポイントをためて、あと5万円は口座引落など他の方法(ポイント還元なし)で積立することになります。

 

楽天カードは実質月10万円までの積立がポイント対象に

せっかく上限が月10万円に拡大するなら積立額全額に対してポイント受け取りたいですよね。クレカ積立は月5万円が上限ですが、楽天カードなら実施10万円までクレカ積立ができるんです。

その方法は楽天カード楽天キャッシュを併用するというものです。楽天カードで月5万円+楽天キャッシュで月5万円の計10万円まで積立ができます。

楽天カードから楽天キャッシュへチャージするときに0.5%分がポイント還元されます(投信積立時の還元はなし)。さらに、2023年6月積立分から楽天カードでの投信積立のポイント還元率が現行の0.2%から0.5~1%に上がることも発表されました。

詳細は下記記事で紹介しています。

okome2021.hatenablog.com

 

カード年会費と還元率を比較 高還元のカードは年会費の元を取れるか?

楽天カード各種と三井住友カード各種で投信積立のポイント還元はどの程度違いがあるのでしょうか。還元率が高くてもそれ以上にカード年会費が高いと本末転倒なので、獲得ポイント数とカード年会費の差で比較しました。

 

  年会費 月5万積立の場合 月10万積立の場合
還元率 たまるポイント 年会費との差 還元率 たまるポイント 年会費との差
楽天カード

永年無料

0,5%

月250P
年3,000P

+3,000 0,5%

月500P
年6,000P

+6,000
楽天ゴールドカード 2,200円 0,75%

月375P
年4,500P

+2,300 0,625%

月625P
年7,500P 

+5,300
楽天プレミアムカー 11,000円 1%

月500P
年6,000P

-5,000 0,75%

月750P
年9,000P

-2,000
三井住友カード(NL)

永年無料

0,5%

月250P
年3,000P 

+3,000 0,25%

月250P
年3,000P

+3,000
三井住友カードゴールド(NL) 5,500円 1%

月500P
年6,000P

+500 0,5%

月500P
年6,000P

+500

三井住友カードプラチナ

55,000円 2%

月1,000P
年12,000P

-43,000 1%

月1,000P
年12,000P 

-43,000

三井住友カードプラチナプリファード

33,000円 5%

月2,500P
年30,000P 

-3,000 2,5%

月2,500P
年30,000P

-3,000
 

年会費とポイント還元の差額だけを見ると無料の楽天カードが最強

積立によるポイント還元率だけを見ると、三井住友カードプラチナプリファードが5%還元と群を抜いて高いです。しかしその分年会費も33,000円と高額で還元されるポイントだけでは元を取れません。年会費と還元率を比較すると楽天カード(年会費無料)が一番お得になります。

 

三井住友カードゴールドは年100万利用すると年会費が永年無料になる

もう一つの選択肢として三井住友カードゴールドもおすすめです。通常は年会費5,500円ですが、年間100万円利用すると年会費が永年無料になります。100万利用したその年だけでなくその先ずっと無料になるのはすごいですよね。

年会費無料なら月5万積立で楽天カードの倍、月10万積立なら楽天カードと同じ還元になります。

年100万の利用は結構ハードル高いですが、冠婚葬祭や旅行など大きな出費があるときに合わせてカード作成すると達成しやすいと思います。

 

SBI証券保有額によってポイントがたまる投信マイレージがある

SBI証券独自のサービスとして、投資信託保有額に応じてポイントが付与される投信マイレージがあります。還元率は保有している投資信託・ファンドによって違いますが、手数料の安いファンドは0.02%程度の還元が多いです。
0.02%と聞くと低いように感じますが、高額の投信を保有している人にはかなりの還元になります。例えば1,000万円分の投資信託保有している場合は月2,000ポイント=年24,000ポイントが付与されます。
 

 

結論 年会費とポイント還元率だけを考えると無料の楽天カードが最適解 投資信託保有額などによっては三井住友カードゴールド+SBI証券もあり

今回はクレカ+ネット証券で人気を二分している楽天とSBIを比較しました。カード年会費とポイント還元率だけを比較すると年会費無料の楽天カードが一番お得です。一方、三井住友カードゴールドは年100万利用で年会費無料になりますし、SBI証券には投信保有額に応じてポイントが還元される投信マイレージもあります。

どちらがより自分にあっているか見極めて、コツコツ積立を継続しましょう。