AKARIブログ

沖縄移住約10年の現役テレフォンオペレーター。ポイ活やつみたてNISAやってます。

【新NISA】意外と知らない新NISAの落とし穴3選 初心者は全額インデックス積立がおすすめ

いよいよ新NISAが始まりました。私は積立予約をしていたので1/1に1回目の積立をしたところです。新NISAをきっかけに投資を始める人も多いと思いますが、情報が多すぎて何が何だか分からなくなっていないでしょうか。銀行窓口などで勧められるがままに投資商品を選ぶと損をしてしまうかも。予習は完璧という人も意外な落とし穴にはまってしまわないよう復習しておきましょう。

 

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成長投資枠でもインデックスファンドを積立購入できる 無理にアクティブファンドや個別株を買わなくてもOK

成長投資枠=アクティブ投資専用枠ではない

新NISAではつみたて投資枠で年120万と成長投資枠で年240万、合計で年360万投資することができます。手数料の安いインデックスファンドの積立が人気ですが、積立購入はつみたて投資枠でしかできないと勘違いしている人が結構多いです。正しくは成長投資枠でも積立購入できます。またつみたて投資枠で購入できるファンドはすべて成長投資枠でも購入できるので、個別株に抵抗がある人はインデックスファンドの積立のみでもOKです。

 

初心者は圧倒的にインデックス投資信託がおすすめ

投資初心者は小さい金額で投資信託、特にインデックスファンドから始めるのがおすすめです。よく聞くS&P500(アメリカ株)やオルカン(全世界株)は長く運用すると資産がプラスになる可能性が高く、手数料の安いファンドが多いので特におすすめです。成長投資枠では株も購入できますが、個別株は選ぶだけの知識がなければ手を出さない方が無難です。

 

つみたて投資枠・成長投資枠どちらでも購入できる商品はつみたて投資枠で買おう

つみたて投資枠と成長投資枠の両方で購入できる投資信託を買う場合はまずつみたて投資枠で買いましょう。成長投資枠はつみたて投資枠で購入できる投資信託すべてとその他の投資信託は個別株も購入することができます。成長投資枠240万を使い切ってしまった後に買いたい個別株が見つかってもつみたて投資枠では個別株は買えません。どちらの枠でも購入できる商品は優先してつみたて投資枠で買いましょう

 

売却した分が再投資できるのは翌年・取得額ベース

売却後即再投資はできない

新NISAで大きく改善された点のひとつがNISA枠で購入した投資信託などを売却するとNISA枠が復活する=非課税で再投資できることです。しかし売却後にNISA枠が復活するのは翌年なので注意が必要です。例えば年360万いっぱいまで投資後に他の商品を買いたい場合、一部売却してもNISAとして再投資できるのは翌年1/1からです。デイトレードのように買っては売ってと繰り返すことはできません。

 

復活するNISA枠は売却額ではなく取得額ベース

売却時に復活するNISA枠は売却額ではなく取得額で決まります。例えば100万で購入した株を150万で売った場合、復活するNISA枠は売却額の150万ではなく取得額の100万です。

 

年間360万の上限いっぱいまで投資しないなら気にする必要なし

前述のとおり新NISAでは年360万円まで投資できますが、満額投資ができる人は少ないと思います。満額投資する人以外は売却時の枠戻りのタイミングは気にする必要はありません。

例えば年200万投資している人がそのうちの100万分売却して別の商品を100万購入する場合、新しく購入する100万をいれても年300万と年間上限360万の範囲内です。同年内にNISA枠が復活しなくても上限内で投資できるので関係ないというわけです。

 

自分のペースで投資する とにかく続けるのが大事

永遠に終わらない論争 一括投資vs積立投資

つみたて投資枠もボーナス設定を使うことで一括投資ができます。多少の上下はあれど今までは経済は右肩上がりだったので、少しづつ積立するよりもできるだけ早く一括投資した方がリターンが大きくなると言われています。

一方積立投資は値上がりしてるときは少なく、値下がりしているときは多く投資できるので、積立中に暴落してもお得に購入できると考えて落ち着いて投資を続けることができます。初心者は資金が少ない人は無理せず少額の積立がおすすめです。

 

「リスク許容度」は人それぞれ SNSや他人に惑わされないようにしよう

好きなYouTuberやインフルエンサーが年初に360万一括投資する!といっていたら自分も真似したくなりますが、人の意見に流されて投資するのは厳禁です。お金が有り余っている人ならいいかもしれませんが、無理して大きい金額で投資するといざ暴落した時にパニックになり全部売りたくなってしまうかも。新NISAはデイトレードなどの短期投資ではなく長期投資と資産形成のための制度です。値上がりしている時はもっと投資したくなりますが、いざ値下がりすると思っている以上に精神的に追い込まれます。自分のリスク許容度がどのくらいか判断難しいですが、保守的すぎるくらいがちょうどいいと思います。とにかく投資し続けることが大切です。

 

まとめ

  • 成長投資枠でもインデックスファンドを積立購入できる
  • つみたて投資枠を優先的に埋めよう
  • 売却したNISA枠が復活するのは翌年 短期売買には向いていない
  • 投資は続けることが第一 SNSなどに惑わされずに自分のペースで投資しよう

新NISAが始まって資産運用界隈も盛り上がっていますが、新NISAは長期投資のための仕組みです。自分のペースを守って投資を楽しみましょう。