AKARIブログ

沖縄移住約10年の現役テレフォンオペレーター。ポイ活やつみたてNISAやってます。

【FX活用法】さらに円安が進む?リスク分散として外貨を持っておきたい人にはFXがおすすめ

昨年から円安が続いています。一時期の1ドル=150円台より落ち着いたとはいえ、5/17時点で136円台後半とまたじわじわと円安が強まっています。日本は少子高齢化などの理由で今後も緩やかに円安になることが予想されています。多くの日本人は持っている資産のほとんどが日本円の資産だと思いますが、価値が下がっていく可能性が高いと聞くと円だけでは不安ですよね。

それなら今のうちにドルなどの外貨も持っておこう!と考えたとき、まず最初に思いつくのは外貨預金だと思います。実際円安が急激に進んだ時期は外貨預金の申し込みが増えたとのニュースもありました。しかし、円安対策として外貨を持っておくという目的なら外貨預金よりもFXがおすすめです。今回はFXの魅力とメリットをご紹介します。

!注意! FXや外貨預金では損失が発生したり元本割れを起こす可能性があります。実際に利用するかは慎重に判断してください。

 

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円安対策としてのFX

FXは画面に張り付いてグラフとにらめっこして…というようなデイトレードを想像するかもしれません。少なくとも円安対策のイメージはあまりないと思います。しかし侮るなかれ、外貨預金の上位互換とも言えるメリットがあるんです。

 

FXのメリット

手数料が安い

FXと外貨預金はどちらも為替手数料がかかります。返ってくる金利が高くても手数料が高ければその分利益は目減りしてしまいます。

DMM FXのドル/円の手数料(スプレッド)は0.002円(0.2銭)と激安です。一方の外貨預金の手数料はFXに比べるとかなり高いです。東京スター銀行を例にすると、円からドルへ預け入れるときは無料(ネット申し込みの場合)ですが、引出時(ドルから円に戻すとき)は0.5円かかります。

DMM FXでドルを買って売るときに往復でかかる手数料は0.004円ですが、東京スター銀行外貨預金の手数料は0.5円、つまり125倍も手数料が高いということです。

 

流動性が高い(すぐ円に戻せる)

FXでは24時間取引ができます。一方外貨預金は基本的に定期預金なので1年間など決まった期間は引き出す(=円に戻す)ことができません

FXも外貨預金も円高になると外貨から円に戻すときに差損が発生します。FXならすぐ外貨を売却すれば損は最小限で済みますが、外貨預金は損が広がったとしてもそのまま外貨を持ち続けることになります。

 

万が一FX会社が倒産しても自分の資産は保証される

FXでは利用しているFX会社が倒産しても顧客の資産は保証されます。FX会社とは別の信託銀行で資金を管理しており信託保障の対象になっているからです。銀行の預金がひとつの金融機関ごとに預金1,000万円+利息が保証されるのと同じような仕組みです。

一方、外貨預金は保証制度の対象外です。万が一外貨を預入している銀行が破綻したら、外貨預金をすべて失ってしまう可能性があります。

 

デイトレード不要 FXでも外貨を保有しているだけで利益が得られる

FXと聞くとデイトレードのイメージがあるかもしれませんが、外貨を保有しているだけでも金利差によって利益が得られます。日本円は低金利なので、ドルなど高金利の外貨を買うと2種類の通貨の間で金利差が生まれます。この金利差からスワップポイントという利益が得られます。

DMM FXが公開しているスワップカレンダーによると、ドル/円の5/17のスワップポイントは198円です。最小取引単位の1万ドル(約137万円)を1日当たり198円のスワップポイントで1年間運用を続けると72,270円の利益になります。

137万円で運用して年間72,270円のリターンなので約5.3%の利回りです。外貨預金の金利と同等かそれ以上のリターンになります。同等以上のリターンと100分の1以下の手数料、FXのほうがお得なのは明確ですね。

 

FXのデメリット

外貨を持つのは基本的には円安対策だけど、ついでに海外旅行時にも使いたい!という方もいるかもしれません。しかし、外貨預金と違ってFXでは基本的には保有している外貨をそのまま現金として旅行先で使うことはできません。外貨を現金として利用できる外貨両替に対応しているFX会社もありますが、数が少ないのと手数料が高めに設定されていることが多いので注意が必要です。

 

おすすめのFX運用方法 レバレッジなしでドルを保有する

FXはギャンブルのイメージや失敗すると多額の損失を抱えると思っている方もいるかもしれません。これはFXがレバレッジという外貨預金にはない性質を持っているからです。レバレッジとは簡単に言うと少ない元手で大きな金額の外貨を保有できるということです。

FXでは25倍までレバレッジをかけることができ、FX会社によってはレバレッジ25倍で固定されている場合もあります。レバレッジをかけると少ない資金で大きく利益を得られる可能性がありますが、逆に損失も大きくなる可能性があります。しかも、FX会社の口座に入金している資金(証拠金)が少ないと、一定の含み損で強制的に保有しているドルが売られ損失が確定してしまいます。円安対策として外貨を持っておくという目的にはこのギャンブル性はそぐわないので、レバレッジはかけずに保有するのがおすすめです。

 

FXを始めるならDMM FXがおすすめ

手数料の安さが魅力

DMM FXでは口座開設や口座維持の手数料、入出金の手数料などはすべて無料です。かかる手数料は外貨を買ったり売ったりしたときにかかるスプレッドのみです。前述したとおりドル/円のスプレッドは0.002円(0.2銭)と他のFX会社と比較しても最安水準です。

 

DMM FXでレバレッジなしで取引する方法

DMM FXではレバレッジ25倍で固定されており倍率を変更することができません。ではどのようにレバレッジなしで取引すればいいのでしょうか?DMM FXのサイトにはこのように記載があります。

 

レバレッジ倍率を変更することはできませんが、低いレバレッジでの取引をご希望の場合は、取引額に対して余裕をもった入金をすることで、実質的なレバレッジの調整が可能です。

低いレバレッジで取引したいです。どうしたらいいですか? - よくあるご質問 - DMM FX

 

つまり購入する外貨と同じ金額の資金をFX口座に入金すれば実質レバレッジなし(1倍)になるということです。例えば1ドル=137円で1万ドル購入する場合、FX口座に137万円入金すればレバレッジなしで運用できます。

DMM FXでは最小の取引単位が1万通貨=1万ドルなので、レバレッジなしで運用するには約137万円の資金を入金しなくてはいけません。今回の方法では少ない資金で大きな額の運用ができるレバレッジの強みは使えない(というよりリスクが高いため使わない)ので注意しましょう。

 

取引画面はこんな感じ

左が1日ごと、右が1分ごとの為替推移(円/ドル)

通貨ごとの為替レート

左上の画像では1ドル=150円台になった部分が急激な円安だったのがひと目でわかります。これほど急に変動することは少ないと思いますが、自分の資産を守るために日頃から資産分散しておきましょう。

 

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まとめ

今回は円安対策としてのFX活用メリットをお伝えしました。円安になる可能性が高いと言われているなか円資産しか持っていないのは心許ないですよね。

急な円安で焦ってしまうと、そしてさらに正しい知識がないと、漠然としたイメージで手数料の高い外貨預金を契約してしまうかもしれません。正しい知識を身に着けていざという時に冷静な判断ができるように勉強していきましょう